ごめんって何?
何に謝るの?
それってまるで…今までの私達の関係を否定するようなモノでしょ?
やめて。
やめて、お願い…!
…その日から、私は明くる日も明くる日も泣き続けた。
ふとした時に、いつでも涙が出てくる。
そして、彼の事を考えては、また涙を流す日々だった。
…納得できない。
きっと、これは何かの策略なのかもしれない。
あれだけ嫌がっていた婚約者と結婚よ?
子供が出来たぐらいで、私との関係も終わらせるだなんて。
…あぁ、きっと。
父親か婚約者に私の事がバレて、脅されているのかもしれない。
いや…そうに違いない。
そうでなかったら、彼が私と終わりにするだなんて、言い出さないもの。
納得できない。
その真意を確かめるべく。
私は、行動した。
彼の結婚式に、足を運ぶ。
招待もされていないのに。
招待客に紛れて、彼の元へと向かう。
教会という聖なる場所で、黒い感情を腹にこさえて。
きっとこれは…彼の意向ではないんだ。
あの女や父親に脅されて仕方なく…!



