だが…。
「うっそーん!パンツの中にはありませーん!ウソでしたー!」
「は…」
突然のカミングアウトにガクッとさせられる。
は…ウソ?!
「お、おまえええぇぇっ!」
「正解は靴!靴でしたー!」
靴…?
「最初は本当にパンツにしようと思ったんどけどさ?忠晴さんが『GPSは洗濯したらダメにならないでしょうか』って心配するもんだからさ?だから、靴にしたんだよ」
「はぁ…」
「それに、伶士の靴のサイズは社長やバカ兄貴よりも大きいから、必ず自分の靴を履いて出掛けるだろう!…と、忠晴さんが言っていたので。忠晴さんにお願いして伶士の靴15足全部に取り付けた…というワケ」
「………」
忠晴をも巻き込んでおまえは…!
「…もし、靴履かないで出て行ってたらどうするつもりだったんだよ」
そんなことは決してないと思うが。
何か抗ってみたくて、文句のひとつでも言う。
「…ま?それも想定内」
すると、またヤツはドヤ顔で笑う。
「何としても、必ず見つけ出す…」
「………」
そうか…。
これは愚問だったな。
この女の前では…。



