【完】魔法がとける前に~私が出会ったのは国民的スター!?~


<水上颯真>
「皆さん、今日は集まっていただきありがとうございました。これ以上ない素敵な披露宴になりました。

12歳の時にスカウトされ芸能の道に進み今年で18年になります。初めはモデルとして入り、演技の世界に引き込まれ俳優になりました。

色々と悔しい思いをしたり、芸能の道に進んだからこそ失わなきゃいけないものがありました。母より仕事を選んだ自分が許せなくて、何度も自分を責めました。

ずっと応援してくれていた母のためにこの世界でのし上がると誓いました。この世界に入って色んな厳しさ、大変さ、楽しさ、嬉しさを知りました。

そしてたくさんの人と出会い、たくさんの繋がりが持てました。共演した役者仲間、俺を起用してくださった監督、プロデューサーなど素敵な方々と出会えました。

そして俺が諦めたバスケの道で一緒だった仲間。みんなを裏切って1人だけ違う世界に飛び込んで喧嘩別れになってしまったけど、今こうして友人としていられることありがたく思っています。

俺とバスケをしてくれてありがとう。あの時はかけがえのない青春です。

そしてここまで俺を育ててくれた父さん。天国にいる母さん。父さんは俺が上京してからずっと男手ひとつで育ててくれました。

厳しい時もあるけど、全ては俺を想っての言葉だと思います。バスケより他の道を選び悩んでいた時も、母より仕事をとった自分に嫌気がさしている時も、的確な言葉をくれていました。

そのおかげで芸能の道に進んだことを誇りに思い、ここまでやってくることができました。口数は多くないけど、誰よりカッコいいです。

父さんが昔言ってくれた「何があっても諦めるな」という言葉、ずっと心の中に残っています。その言葉のおかげで苦しい時も辛い時も乗り越えることができました。

こんな俺をここまで育ててくれてありがとう。これからは恩返しできるように頑張っていきます。

詩織と2人で明るい家庭を築き上げていきたいし、必ず彼女を幸せにします。これからも邁進していきたいと思いますので、皆様よろしくお願いします。

本日はありがとうございました!

水上颯真」