<水上家 父>
「颯真、詩織さんご結婚おめでとうございます。颯真、必ず詩織さんを幸せにしろ。今日この日を誰より待ち望んでいたのは母・紀保だったと思います。
きっと天国にいる母さんも喜んでお祝いしてくれているだろう。お前が芸能の道に進んで18年か。
あの時、バスケの道を諦めて芸能の道に進んだお前の選択肢は間違っていたのか、と葛藤していたな。だがこれだけの関係者の人達が集まってくれてバスケの仲間も来てくれている。
その時の決断が間違っていたのか、間違っていなかったのか、どちらにするかは自分次第だ。これから一生をかけて間違っていなかったと証明するしかない。
お前の芸能界での成功を誰より願っていたのは母さんだからな。お前のいる世界は何があってもおかしくない厳しい世界だ。
だからこそ、どんな状況になろうと詩織さんと手を取り合って歩んでいけばいい。お前の進む道はきっと間違ってない。
困ったらいつでも俺のところに来なさい。詩織さん、こんな頼りない息子ですが末永くよろしくお願いします」



