【完】魔法がとける前に~私が出会ったのは国民的スター!?~


<玉城家の両親>
「詩織、颯真さんご結婚おめでとうございます。娘の晴れ舞台を見ることができて感動しています。

詩織には昔から家のことを任せっきりにしてたくさん迷惑をかけたね。お店が忙しくて俊輔と美百合のお世話を詩織に任せてしまった。

家の食事も洗濯も全てやってくれていた詩織には頭が上がらないわ。下の子達が寂しがっていることも知っていたけど、仕事で手いっぱいで時間を作れなかった。

学校の行事もいつも詩織が参加してくれていたわね。自分も学生で忙しいのに毎日、睡眠時間を削って2人の面倒を見てくれていた。

年の離れた長女だからというだけで色んなことを我慢させてしまった。あなたに構ってあげられなかったのに、こんなに立派に育ってくれてありがとう。

家が裕福じゃないから、親の私達に気遣って何個もの夢を諦めさせてしまった。子どもに気を遣わせるなんて最低な親だったと思う。

それでも音楽大学に行って夢を叶えたあなたを誇りに思うわ。もう我慢なんてしなくていいの。

今まで我慢してきた分のわがままを言っていいのよ。やりたいことを好きなように楽しんで颯真さんとずっと仲良くね。

きっと美百合と俊輔にとっての母親は事実上は私でも2人にとったらあなたしかいない。ずっと我慢させてごめんね。

これから2人で幸せな家庭を築き上げていってください」