秋風が吹き、涼しくなってきた頃



「新郎新婦入場」



大規模な結婚式が行われていた。



彼のプロポーズを受けて、みんなに報告したら泣いて喜んでくれた。



それから瞬く間に結婚式の準備が始まり、今日にいたる。



黒のタキシードを着こなす颯真さんは誰よりカッコいい。



私1人じゃ絶対にここまで来れなかった。



家族、親友、縁があって知り合った人、たくさんの支えがあってやってこれた。



「それでは、誓いのキスを」



私と関わってくれた全ての人へ。



いつも支えてくれたおかげでこんな幸せをつかむことができました。



これからは颯真さんと一緒に生きていきます。



彼と一緒に幸せな家庭を築いていきます。