【完】魔法がとける前に~私が出会ったのは国民的スター!?~




私は昔、音楽体験教室でバイオリンを弾かせてもらったことがある。



その時に自分にはこれだと思って、バイオリンを2年間くらい習ってた時期がある。



けど、10歳の時に俊輔が生まれて家庭に余裕がないことを知った。



自分だけがお金のかかる好きなことをできないと。



下が生まれて長女の私は我慢しなきゃいけないことがあると。



そしてバイオリンはお金持ちの人達だけができる習い事なんだと悟った。



庶民の私が続けていい習い事ではないって。



だからすっぱりと諦めた。



それ以来、私はバイオリンのことについて触れたことはない。



「何言ってるの?バイオリンはもう7年前に辞めたはずじゃない....」