【完】魔法がとける前に~私が出会ったのは国民的スター!?~




「水上さんは大人ですね...」



自分で働いてそのお金でこんなすごいマンションに住んで。



全ては自分の努力でこうなってるわけだから本当にすごいと思う。



私はこの子達の面倒を見てるといっても、お母さん達が働いたお金をもらって過ごしてるわけだし。



高校の学費だって両親が払っていて私は通わせてもらってる立場。



「そりゃあ俺はもう22だからね。詩織ちゃんはまだ高校生でしょ?」



その言葉がやけに心に刺さった。



私が20歳過ぎてる成人だったら2人をもっと守って楽しく過ごさせてあげられるのかなって。



お母さんとお父さんにも楽させてあげられたのかなって。



何度も願ったことはある、叶わないと分かっていても。



早く20歳になりたいと。