【完】魔法がとける前に~私が出会ったのは国民的スター!?~




「今日も疲れがとれてないようだけど?」



「.....そう見えます?」



昨日からどれだけ水上さんに体調の心配をされているんだろう、私。



「うん。職業柄、人の体調とか見抜くのは得意な方だからね」



「そうですよね。水上さんだってお忙しいんじゃないですか?」



自分の話題が嫌で違う話題にしようとした。



「俺は人気商売だからね。忙しいのは仕事をもらえてるってことだからありがたいんだよ」



私と彼の違いなんて山ほどあるけれど、1番の違いは学生と社会人ってことなのかもしれない。



未成年と成人では大きな壁がある。



いくら私が大人ぶろうと結局は未成年で子ども。



親がいなければ何もできないまま。