【完】魔法がとける前に~私が出会ったのは国民的スター!?~




続けるなら絶対に諦めさせることにはさせないから。



家のせいで断念なんてことには私がさせないから。



「美百合はどうする?どこか遊びに行く?」



「おねえちゃんと....一緒にいる」



「いいの?そこに砂場もあるよ」



そう言っても美百合は首を横に振った。



家にいさせてあげたいのはやまやまなんだけど、それができないの。



こんな小さい子に我慢を強いてごめんね。



だけど俊輔が遊びたいなら私は外に連れていかなきゃいけない。



「じゃあここでゆっくりしてようか。遊びたくなったらいつでも言うのよ」



私の体力が正直、限界。



最近、両親が帰ってくるまで起きてるのが深夜までになりつつあるから寝不足。