「うん。頑張ってくる!」



「色々と言うおばさんなんか無視すればいいのよ。俊輔くんにはあんたしかいないんだからね」



「ありがとう、静流。行ってきます!」



「行ってらっしゃい」



いつも静流は私の欲しい言葉をくれる。



全部伝えてるわけじゃないのに、ちゃんと分かってくれてる。



本当に感謝してるんだ。



どうしても苦しかった中学生の時は毎日、静流に助けられてたね。



俊輔が幼稚園に通っていて私も受験生で忙しくて死にそうになってたこともあった。



色んなことが一気に重なっちゃって、パンクしてたんだ。



そんな日々を支えてくれていたのが静流。



だからいつか静流が困ったら辛くなったら必ず私が支えになると決めてる。