【完】魔法がとける前に~私が出会ったのは国民的スター!?~




「「「ごちそうさまでした」」」



挨拶をして食器を洗い場に置いて、2人は歯磨きタイム。



この間にちゃちゃっと洗い物を済ませる。



もうこの時間内に終わらせないとできる時間がないから、帰ってきてからになっちゃう。



ある意味のタイムトライアルみたいなものかな。



そのおかげでだいぶ、洗い物する手つきが早くなった。



今は余裕で終わるようになったので焦る必要もなくなった。



2人が洗面所から戻ってきて身支度を整えている間に私は洗濯物を干す。



私はもうすぐに出ろって言われても出れるように万全の準備はしてあるからね。



今はとりあえず家事に専念。



高校までは電車で1時間の乗り換えあり。



遅延してるともう遅刻確定のラインだから、全力疾走して教室まで行ったことは何度かある。