【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




「そうだ、2人ともこの後時間ありますか?」



「この後?今日は何もなかったはずだけど、祥悟?」



「今日は何もないな。レッスンがあるのは明日だからな」



翔和の問いかけに手帳を見てさらりと答える祥悟。



2人の信頼関係と、主従関係が垣間見えた瞬間。



翔和が主君で祥悟が従者。



同級生で親友だけど、2人の地位は違う。



「じゃあ2人とも時間があるってことで大丈夫ですか?」



「あぁ。妃菜が何かしてくれるの?」



「私がいつも行ってるところに2人を連れていきたいんです。今回のお礼も兼ねて」



なんてもったいぶって言ってるけど、私が連れていきたいのは一般的なファミレス。