【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




女の子にはそういう風に見えるようにフィルターがかかってたりするのかな。



知らない間に彼らに魔法をかけられていたりして。



なんて私らしくないファンタジックなことを考えてしまった。



「そろそろ駅に着いたな」



祥悟の一言で現実に返った。



いつも私が通っている学校の最寄り駅に到着。



いつもと違うのは隣にキラキラオーラ全開の人達がいるってこと。



「本当に2人はこの駅から電車に乗って帰るんですか?」



こんな普通の駅に2人がいることに違和感しかない。



駅の風景が2人に似合ってないというか、追いついてないというか。



こんな殺風景なところにいるべき人達じゃない。



今は帰宅ラッシュの時間だから、たくさんの人達が駅に出入りしている。