女の子達は完全に私を妬んでいて、敵対視している。
女の子全員が憧れていて、惚れている朱雀翔和のそばにいるわけだからね。
「あの部屋からこの自販機までは遠い。私1人だと他の女の子に何かされるかもしれないと心配してくれたんじゃないですか?」
ただのうぬぼれだったら恥ずかしい。
でも、それくらいのことしか伊集院さんが動く理由が思い当たらない。
「単なる勘違いだったらすいません。でも、私はそう信じています」
本当は伊集院さんってすごく優しいんだと思う。
「....勘違いなんかじゃない」
ずっと私の話を聞いていた伊集院さんが一言発した。
「....えっ」
「だから、勘違いじゃない。そう何度も言わせるな」



