【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




「勉強か。それは来週の期末テストに向けてか?」



口を挟んできたのは朱雀さんの後ろにいた伊集院さん。



「そうですけど...」



「なら、翔和が教えてやればいいんじゃないか?」



えっ、この人何を言い出すの!?



「確かに、そうだね」



しかも朱雀さん納得しちゃったよ!?



「翔和の頭脳は君も知っているだろう?何も問題はない。俺がついていれば、家も大丈夫だろうしな」



これはどんどん私にとって不利な状況へと追い込まれていってる。



「祥悟の言う通りだ。俺が教えてあげるから、一緒に図書室に行こう」



「何も問題はないよな?」



「.....はい」



結局は了承してしまった。



こんな状況で断れる術があったらぜひ教えてほしい。