「もちろんだよ。君の好きなようにやってくれたらいい」
そう言って笑う朱雀さんは完璧な王子様に見えた。
何というか、内側から発光してるみたいな?
とにかく、輝きがすごいってことを伝えたいの。
「でも私、未だに50%も理解してないと思うんですけど、大丈夫ですか?」
「簡潔に言うと君の生活を体験したい。きっと僕の生活とは全然違うと思うから」
これは決して嫌味なんかで言ってるわけじゃない。
本当に純粋に知りたがっているんだろう。
彼が経験したくてもできない庶民で一般の生活を。
「分かりました。じゃあ私なりにやらせてもらいますね」
「ありがとう。君に頼んで正解だったよ」



