「ずっと妃菜と両想いになることを願ってた。答えてくれてありがとう」
翔和の瞳も潤んでいるように見えた。
「私も...です。ずっと翔和のことが好きでした」
会場を見ると沙理ちゃんが泣きながら笑顔で拍手してくれていた。
舞台袖にいる祥悟は優しい顔で拍手してくれていた。
もしかしてこうなることが分かっていたから、翔和を信じろって言ってくれたの?
みんな、ありがとう....。
私1人だったら翔和と両想いになることはできなかった。
「妃菜、絶対に幸せにする」
翔和の綺麗な顔が近づいてくるのが分かり、ドキドキしながら目を閉じた。
初めてのキスは両想いの証。
庶民の私が中身も見た目も完璧な王子様に恋をしたら、両想いになれました。
翔和、私のことを好きになってくれてありがとう。
*FIN*



