そんな人達と笑顔で話す翔和。
あれが朱雀翔和の姿。
彼がいることで朱雀のコネクションはもっと広がっていくのかな。
だって翔和は誠実で誰にも好かれる天性のものをもっているから。
彼を疑う人なんて私はいないと思う。
どうして翔和は今日、私をこの場に招待したの?
こんな場では翔和と会話する、目を合わせることすら許されないというのに。
「妃菜、信じてやれ」
突如、隣にいた祥悟がその一言を放った。
どういう意味なのか聞こうとした時に、会場にアナウンスが流れた。
「これより、朱雀グループの後継者であります、朱雀翔和様からお話がございます。翔和様、よろしくお願い致します」
そして翔和は壇上へと上がった。



