【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




「....祥悟!」



綺麗なタキシードに身を包んで髪もセットしている祥悟だった。



「今日は来てくれてありがとな」



「いえ...」



「1人か?三林も来ているはずだが?」



「沙理ちゃんは今、挨拶に行ってるんです。私は待ってる最中です」



「そうか。なら、俺が一緒にいよう」



「.....え!?」



今、祥悟に見合わない言葉を発しなかった?



「1人じゃ辛いだろ?こんな場所には慣れてないだろうからな」



「そうですけど...。祥悟は翔和のそばにいないといけないんじゃないですか?」



第一側近の祥悟が翔和のそばを離れてもいいの?



「今は大丈夫だ。それに翔和に頼まれたからな」



「翔和に?」