【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




え、この状況と言葉を理解できていないのは、私だけじゃないよね?



私の脳では理解できないキャパシティと言うか、処理しきれない。



とりあえずこんな公の場でこれ以上、言うことではない気がする。



ここじゃ注目がありすぎる。



クラス中のみんなが私を好奇の目で嫉妬の目で見ている。



「詳しい話は、もっと静かに話せる場所でしましょう。ついてきてください!」



これ以上、視線を浴びせられるのは耐えられなくて朱雀さんの手を掴んで廊下を歩いて人気のない教室に入った。



廊下に出た時も色んな人からの視線を感じたけど、今はそれどころじゃなかった。



何とかあの場から連れ出さないとっていう気持ちで必死だった。