きっとその人達は令嬢や子息と言われる人達。
私の立場よりずっと格上で後に日本を背負っていくことになる大事な人達。
そして、翔和と同じ立場にある人達。
こんなキラキラと眩しい世界の頂点に立っているのが翔和。
こんな煌びやかな世界でも決してかすむことのない輝きを放っているのが彼。
何度も放っている王子様スマイルで何人の女性が落ちているんだろう。
彼と同年代の女子はもちろん、年上の女性すら虜にしてしまう魅力があるから。
私1人だけが分からない世界。
「妃菜、何ボーっとしてるのよ」
「沙理ちゃん!」
綺麗な青いドレスに身を包んだ沙理ちゃんの姿。
見慣れないけど、この姿が本来の沙理ちゃんなんだろう。



