【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




「謝らないでよ、姉さん。僕は姉さんのこと何も恨んでいないし、大好きな姉さんのこと忘れたことなんてなかったよ」



すれ違っていた想いがようやく交わることができたんだ。



大切に想っているからこそ、すれ違ってしまったんだろう。



「あの時のこと、ずっと後悔してた。本当にごめんね。私のこと、忘れないでいてくれてありがとう」



「翔和が私の代わりに全てを背負ってくれたから、私は夢を叶えることができた。今の翔和に私は必要ないかな」



自分で抱いた夢を叶えた海城さんと、姉の残した想いを継承した翔和。



素敵なことだと思う。



「何言ってるの、姉さん。いくら時間が経とうと僕の中では朱雀真央美姉さんのままだよ」