【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




海城さんに連れてこられたのは、店内の2階にあるスタッフ用の部屋だった。



来客用の応接間みたいなところなのかな。



「こちらにどうぞ」



「ありがとうございます...」



案内されたソファに座ると、思ったより沈んでビックリした。



こんなにフカフカなのは高級である証だよね。



きっとお高いソファなんだろうな。



汚さないように細心の注意をはらわないと。



座っていると事務員さんがお茶を出してくれて、そのまま部屋を出ていった。



この部屋には私と海城さんの2人きり。



怒られるわけじゃないけど、だんだん緊張してきた。



こんな綺麗な部屋の高級ソファに座っているのが制服着た女子高生とか、アンバランスすぎる。