【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




「おかえりなさーい!」



お姉さんの元気な明るい声でジェットコースターが終わったのだと分かった。



バーを外して出口へと歩いた。



やさしめだったから楽しくて、昔の感覚が戻ってきたよう。



「翔和、初のジェットコースターはどうでしたか?」



隣に乗っていたけど、そんなに怖がっている様子はなかったと思うな。



「とても楽しかった!こんなに楽しいとは思ってなかったよ」



満面の笑みだ。



ジェットコースターがよっぽど楽しかったんだろうな。



よかった。



これで楽しくなくて苦手だったら、嫌な思いをさせていたはずだから。



ジェットコースターが楽しめるなら、ほとんどのアトラクションを楽しめると思う。