【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




「すいません。今日に限って寝坊してしまって...」



「そうだったんだ。来てくれただけでも嬉しいよ」



翔和は安心したように笑った。



「翔和に誘われたら何が何でも来ますよ!心配をかけてすいませんでした」



「気にしなくていいよ。じゃあ行こうか」



「あれ?祥悟はいないんですか?もしかして遅刻?」



集合場所にいたのは翔和1人だけ。



いつも一緒にいる祥悟がいないなんて珍しいというか、初めて見た気がする。



あの祥悟が遅刻するなんて考えられないけど。



しっかり者できっちりしてる祥悟が数分でも遅刻するなんてありえない。



「今日は祥悟はいないよ」



「そうなんですか?」



私の中でもう翔和と祥悟はセットだったから、いないってことに違和感を感じてしまう。