「だからこそ翔和が1人で抱えていたら潰れてしまう。翔和は冷酷なことだって覚悟を決めればできるが、本来は優しい性格だからな。
そうならないための安らげる時間が必要なんだ。それは同じ世界にいる人間では意味がない。だからこそのお前だ」
私が緩和剤みたいなことなのかな?
「これからも一緒にいれば、知らない翔和の一面を見ることになるだろう。だけど、何があってもそばにいて翔和のことを信じてあげてほしい」
「もちろんです。そう決めて翔和のそばにいますから」
彼の方から捨てられるのならそれまで。
でも、私から彼を見放すことはないと思う。
「お前ならそう言ってくれると思っていたよ。翔和を頼む」
翔和が心から頼っているのは祥悟だと思う。
なら私は祥悟にできないことをやろう。



