【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




「これからも笑顔の裏に大きすぎるものを守っていくだろう。そんな翔和を支えてほしいんだ」



「そんな世界を知らない私に、どうやって翔和を支えられますか?」



一般庶民の私にどうやって朱雀翔和という人物を支えればいい?



どうしたら支えられるの?



「特に何かをしてくれってわけじゃない。ただそばにいてくれたらいい」



「そばにいてくれたら....?」



「あぁ。翔和は優しいから人に頼ることを知らない。でも、そのままじゃいつか潰れてしまうかもしれない」



「翔和が....潰れる?」



「朱雀グループは強大だ。その上に立つ者は決して油断できず、冷酷なこともしなければならない。1人で抱えきれるようなものじゃない」