【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




「今日もお出ましよ。この学園の本物の王子様が」



「....来たね。私達の王子様が」



さっきの女の子達の悲鳴の正体は、この学園の王子様が登校してきたから。



「まぁでもよくも毎日、毎日女子達も懲りないわね」



「....確かに」



教室の窓を開けて廊下を見てみると、美人な女の子達が廊下に溢れている。



みんな髪も綺麗に巻いていて、メイクもばっちりで、制服もちゃんと着こなしている。



来る王子様に見初められたい一心で。



「みんな一段と気合が入ってるね」



「朝なんて時間がないはずなのに、女子の力ってすごいわね」



沙理ちゃんは素直に関心してるみたい。



でも、朝ってバタバタして時間がないのにばっちりと準備してくることが本当にすごいと思う。