【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




「...はぁー。姉弟水入らずで話したのは久しぶりだね。最近は目も合わせてくれなかったし」



こんなに慶一郎とガッツリ話したのは本当に久しぶり。



たぶん慶一郎が小学生の時以来じゃないかな?



「....姉ちゃん、ごめん」



「なんで突然、謝るの」



こんなにしおらしい慶一郎を見たのも久しぶり。



「色々と迷惑かけて。勝手に反抗期になって姉ちゃんにも色んなことを言っちゃったし.....」



「そんなこと気にしなくていいよ。私は慶一郎の姉なんだから。弟は姉に迷惑をかけて当たり前でしょ?」



弟の面倒を見るのが姉の役目だから。



小さいうちは色んな人に迷惑をかけるものだもん。



それを受けとめるのが家族でしょ。