【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




思春期だったから受けとめきれなかっただけ。



あの時は人と違うってことに敏感だからね。



出来るだけみんなと同じようにすることが正解みたいな空気あるしね。



「....慶一郎、部活行きなよ。まだ辞めてないんでしょ?」



「...今更、無理だよ。俺、ずっと勝手にサボってたから部活側が許してくれないよ」



急に弱気になる弟。



「何弱気になってるの。退部届を出してないってことはまだ諦めきれてないんでしょ?ずっと昔から続けてきたサッカーだもん」



「.........」



小さい頃にお父さんにサッカーボールを買ってもらって、日が暮れるまでずっと遊んでたもんね。



私も何時間も付き合わされたからね。