【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




「たとえどんな過去があろうと、今ちゃんと働いて家族を支えて温かい家庭を作ってくれてる両親は誰に自慢しても恥ずかしくないって私は思ってるよ」



私達の両親は誰に自慢したって恥ずかしくない素晴らしい両親だ。



楽天的な考えかもしれない。



でも今が幸せなら今がまともに働いてるならそれでいいんじゃないって思うんだよね。



どれだけ過去を掘り起こしても、過去の出来事を後悔しても変えられないから。



それなら未来を変えることに力を使わなきゃ。



「....姉ちゃんの言う通りだ。俺が勝手に過去のことを気にしすぎてたんだ」



「うちの両親は他の家庭とは違う。だけど誰にでも自慢できる素晴らしい両親だよ」



これできっと慶一郎は大丈夫。