【完】王子様と呼ばれる彼は中身も完璧に王子様だった件




言ったら2人は正反対の性格だと思う。



それでも仲良くなったのは翔和の懸命さなのかも。



「僕は嬉しかったんだ。同い年の子なんてそうそういないから。だから、どうしても祥悟と仲良くなりたくてしつこくなっちゃった」



同い年の人なんて世の中に星の数ほどいるのに。



ある世界では同い年の子と出会うことすら珍しいなんて。



翔和は小さい頃から自分より遥かに年上の人達がいる世界で生きてきたんだよね。



そんな生活を送っていた翔和にしたら、同い年で同性の祥悟という存在は何より嬉しかったんじゃないかな。



「まぁそんな翔和に出会えたのが大きかったな。両親がスカウトされて、朱雀家に仕えてから俺の歩む人生は大きく変わったから」



親の都合で子どもの未来など一瞬で変えられる。