「まず、俺が翔和と一緒に住んでる噂は本当だ。まぁ朱雀家に俺の家、伊集院家が住まわせてもらってると言った方が正しいかもな」
なるほど。
翔和の朱雀家が住んでる豪邸に祥悟の家族が住んでいるんだね。
「俺の家は朱雀家に忠誠を誓っているからな。だから俺の父さんは翔和の父親の第一側近だし、母さんは翔和の母親の第一側近をしてる。だから俺も自然に翔和の第一側近になったってわけだな」
両親ともに第一側近で、自然と祥悟も翔和の第一側近になった...。
きっとそこに祥悟の意志なんてないんだろう。
親が敷いたレールの上を歩んでいく道しか残されていなかった。
庶民にはそんなことないけど、お金持ちの世界では当たり前のことなんだろうか。



