「うっせ!」

「まあ。二人とも仲良しなのね」

「「はい?」」

こんな彼女の笑顔と朝日に包まれて一行は学校にやって来た。



「あれ。美友の靴箱になんか入ってる。果たし状みたい?」

「貸せ!これは……はい、丈さん」

「なんだって?これは、汚くて読めないな」


三人で解読するとこれは朝、屋上に来てほしいということが書いてあったので三人で向かった。



「あ。ふくよかさん」

「お前、本当に福岡か」

「海棠……それに桜田さん」


春風の中の福岡は丸刈り頭だった。





つづく