「お腹かな?っつうかお前……俺と付き合ってもらおうかな」


美友の綺麗な顔を見た男子達はそうひやかしたが、美友はじっと彼を見上げていた。


「いいですよ」

「え?マジで」

「一緒に行きましょう!一刻もはやく!」

「はい?」


美友はポッチャリ不良男子の手を掴むと、ここから走り出したのだった。






つづく