「わかってます!そして、脱いだ靴を……見て!ほら?ちゃんと入れられたでしょう?」



やった!やった!と喜ぶ彼女の背を彼は優しく押した。
そして二日目のうららかな春の朝の教室にやってきたのだった。




彼にとっても楽しい学園生活の二歩目であった。






つづく