「うんっ...」


あっ...。


さっきバスケしたからか、床に寝転んだからかはわからないが髪の毛がちょっとボサついていた。


私は髪の毛を結び直すためにゴムを外し、髪の毛をくしでといていた。


すると一ノ瀬くんがそれに気付いて、私に近づいてきた。


「ゴム外してるっ...、ねえ眼鏡外して?」


一ノ瀬くんにそう言われ私は、


「なんでっ...?」


と聞いた。