私がそう聞くと一ノ瀬くんは、 「うんっ、ほんと」 と言い、水を飲んだ。 「はぁ〜、最悪〜っ...」 「ふふっ...。あっ、そうだ。愛沢もバスケやる?やっぱり見てるだけじゃ面白くないし」 一ノ瀬くんは笑いながら私にそう聞いてきた。 「あっ...、どうしようっ...」 「あっ...、そっか。愛沢体弱くて体育いつも休んでるから無理か」