「ううっ...それはほんとにすみません...」 私がそう言うと一ノ瀬くんはふっと笑って、 「まあそのかわり色々付き合ってもらうからいいけどね。遊園地デートだったりお家デートだったり」 と言った。 「いっ、いっぱい付き合います!てかデートいっぱいできるなんて私の方が嬉しいよ...」 私がそう言うと一ノ瀬くんは「あっ、けど...」と言い、 「初デートがなくなっちゃったからやっぱり愛沢にここでしてほしいことがあるな」 と言った。