私は途中からちょっと笑いながら、 「ありがとうっ...。まぁ、まだ告白してないから付き合えるかもわからないけどね」 と言うと橘くんが、 「それじゃあ今日は帰ろっか?もう遅くなるし。若菜ちゃん、はい」 と言い立ち上がり、私に手を差し伸べてくれた。 私は明日頑張って一ノ瀬くんに告白しよう。 そう思いながらその手を受け取り、橘くんと帰った。