だから眼鏡もかけている。


私がそんなことを思っていると、橘くんがきた。


「ごめんっ..!待ったっ...?」


橘くんは息切れしながらそう言った。


この様子は多分走ってきたのだろう。


私は心配しながら、

「橘くんっ!?どうしたのっ...?」

と橘くんに聞いた。


橘くんは、

「朝起きたら12時半で、急いで準備して走ってきたっ...。ごめんね?」

と笑いながらそう言った。