春の清々しい風と共に桜の花びらがまう。

柔らかい緑色の草木は所々、赤黄桃色に彩られ

小さな祭りのよう










………………


しかし私の気持ちはどん底にあった。

それには私の通う学校に今年から変な制度が取り入れられたからである。


「こんなの聞いてない!!」


私は新しい教室の中でそんな事を叫びながら


最悪な一日を始めるチャイムの音を聞いていた。