「僕も一緒に作りたいんだけど」




「いいよ…って、えっ…?三河くんも作るの…?」




頷きかけたけど、予想外の言葉に驚きを隠せない。




なんか、三河くんがお菓子作りって想像がつかない…。




「うん、なんか楽しそうじゃない?」




「た、たしかに楽しいけど…」




問題を起こしそうでちょっとだけ怖いな〜…なんて。



「苺はやだ?俺と一緒にお菓子作りするの」




そこに、うるうるとした目で見つめてくる三河くん。




「っ…」




いつもより可愛さがあって、とてもじゃないけど直視できないっ…。