【実話】絶対に結ばれない男!

ケイ…

一体、何したいんだろう…

そんなの、学校の外でやればいいのに

予餞会も、今回も、私の耳に入ってくる

不愉快でたまらない

私なんかより、カホちゃんはどうなったんだろう…

もしカホちゃんがこの事を耳にしたら…
私なんかよりずっとキツイだろうな

私はため息をついて、トイレに向かう

冷たい水で手と顔を洗うと、少しスッキリした気持ちになった

渡されたねじり鉢巻で顔を拭いて、またねじる

そんな事をしながら歩いてると、目の前にマコトとタカシがいた



「あいつら、何やったの?噂が立ってるんだけど…」

タカシは面白そうに聞いてくる

「どんな?」

「あいつら、男子部屋に居たって」

当たってる…

はあ〜とため息をついて、うなだれた…

誰だよ、しゃべるの…


「マジ?」

「マジ…」

「はー?マジかよ?」

「頼むから、黙ってて!」

「いや、言わねーけど…」

二人ともどこか楽しげで不謹慎だ…

「未遂だから…勘弁してやって…」

私がねじり鉢巻を頭に巻きながら話すと、二人は顔を見合わせた

「何組?相手は?」