【実話】絶対に結ばれない男!

「そうか?アイツは小学校からお前だったじゃん…
陸上の大会だって、アイツお前の応援ばっかりしてさ〜」

…ケイは応援団長だった…

そう、あの声は私にまで届いた

だから、入賞できた気がする

「タカシは私とケイが付き合えばいいと思うわけ?」

「そういう訳じゃねーよ。ただ、あの噂がでか過ぎて何かな…」

「とにかく、私はケイの事なんてもう聞きたくない!」

「ヘイヘイ…」

「それより自分はどうなのよ?モテ期到来じゃん」

「どうしようかね〜、全く考えてねー」

ハハッと笑いながら、タカシは肩を上げた

タカシはモテるのに自慢しない

浮かれない

それはちょっと尊敬していた







校内の陸上大会があり、私達はやっぱり駆り出された。

いつもの事、だからタカシと一緒によく練習中話したりしていた

そこにはカホちゃんの姿も、長距離で選ばれたケイの姿もあったけど、二人は付き合っているようには見えないくらいよそよそしかった