何で、君は楽にならないの?

「くるん、どうした!?」

「ちょっと、足くじいちゃって、でも、大丈夫だよ。千葉は、授業戻って。」

千葉が、通りかかって、気づいてくれた。

でも、大丈夫。

きっと。

「そんなに、俺頼りないかよ。」

体が、動いたと思ったら、千葉が、支えてくれていた。

もう、頭痛は、大丈夫だけれど、足の痛みが尋常ではない。

「くるん、体重重いし、大丈夫。」

「痩せたから、大丈夫。保健室行くぞ。」

「行きたくない。」

「今は、そんなの関係ない。怪我してるんだから、手当てしてもらわないと。」

そのまま、保健室に来てしまった。

運がよく、保健室の先生が居なかった。

「俺、一応手当て出来るし、するから、足、出して。」

「ても...」

結局、テーピングをしてもらった。

「結構、足酷かったけど。」

「ちょっとですね...」

「俺、行くけど、教室戻るなら、送ってくけど。」

「教室は、戻るけど、大丈夫。」

立った時に、痛みがはしって、倒れそうになった。

「ほら、危ないだろ。」

「すみません。」

何だか、千葉の意外な1面だった。