「清水、会議って言ってたけどなに?」

「あぁ。その事なんだけどさぁ、くるんが、危ないかもしれない!」

「え?何で?」

「五十嵐と南川が、くるんの事を落とし入れようとしている。」

「は、何で。亮。さっき、五十嵐達、教室行ったけど。」

瀬野尾も話に加わる。

「教室行ったから、何だよ。」

「くるんが、教室で1人だからだよ。」

五十嵐達にとって、都合が良すぎる!

あいつらは、モテて居るけれど、(女子から)。

でも、裏表が激しすぎて。

「萌依、教室行くし。見てくるよ〜。」

「ありがとな。」

たまたま、通りかかった萌依が、教室に行く。

「ってか、何で。そんな事、亮が知ってんの?」

「たまたま、聞いたから。」

優衣香は、疑いの目で清水を見つめるが、

清水は、焦って首を振る。

「くるんは、きっと、五十嵐みたいなチャラい奴ら好まないと思うよ。」

「でも、俺チャラいじゃん。」

「それは、くるんに聞けば。」

くるんの気持ちが書いてあるノートを見ても、

『清水(亮)、鈍感だなぁ。』

2人が思うほどだった。

くるんは、清水のことが好きだったのに。

で、結果的には、大丈夫であろうという事になったけれど、

この後、問題が起きるんだった。