バスケ!

久しぶりの運動だなぁ。

楽しみながらも写真 !

「何撮ってるの?」

「優衣香、皆が楽しそうな所を撮ってるの〜。」

「何で?」

「くるんが、1部の記憶喪失だから。
日記を書いてまとめれば、思い出せるような気がするから。」

「思い出したいんだぁ。」

「うーん。だってさぁ、その事で誰かを傷つけてるなら嫌だし。」

「さすが、くるんって、感じ。」

そういっても、割合的には海音 3割 瀬野尾達(男子その他) 2.5割。

萌依・海鈴 2割 夏純ちゃん・愛夢・優衣香 2.5割 皆で撮る 1割みたいな感じ

です。

6対6でやるそうだ。

「公平にチーム分けませんか?」

「琉汰先輩と海音先輩は、一緒の方が?」

「あ、全然。俺ら大丈夫!でも、男子1人とかは厳しいかなぁ。」

「分かりました。」

まずは、男子VS女子だった。

写真を撮ったり呑気にしていた。

「「くるん、本気出せよ!!!」」

え。

「くるん?」

「あ〜、先輩。」

「くるん、俺としか真剣勝負してなかったからかもしれません。
他の人と勝負してたとしても、その記憶も無くなったかもしれませ
ん。」

んー。何をこそこそ話してるのかなぁ?

「あ〜、再開しましょう。試合 」

「男子が勝ってるね。」

「悔しくないの?」

え......……

どういう意味?

どんどんと男子が勝っていく中、ほとんどの女子が諦めているのに気がついた。

あ、そうだったんだ。

諦めちゃ行けないものもあったんだ。

くるんは、そう思い。

ボールをカットして、レイアップをした。

「やっと、調子でてきたな。」

そう、言っている声が聞こえた。



「次は、俺とくるんと清水と萌依と愛夢と瀬野尾。」

「じゃあ、俺と坂田と大畑と優衣香ちゃんと海鈴ちゃんそして、夏純ちゃん。」

1対1をしたり、体が気持ち良かった。


「くるん、先輩写真撮っていいって。」

「ありがとう、聞いてくれて。清水君!」

「写真撮るなら、自撮りで撮らない?」

「いいんですか?」

結構、海音人気あるから。

「はい、ピース!」

先輩とのツーショットだぁ。

なんか、レアだなぁ。

「じゃあ、次は校内隠れんぼです。鬼は、速水先生(はやみず)。みんなには、
Bluetooth(ブルートゥース)のイヤホンを付けてやります。」

授業中に、こっそりだったから、楽しかった。

人狼ゲームも。大人数でやることがないから。嬉しかったし。