何で、君は楽にならないの?

くるんの担当は、じゃがいもの皮むき。

まぁ、あとは手伝いとか。

じゃがいもの皮むきは、得意で結構早く出来る。

「え!くるん、はや!!」

「得意だから〜。」

まぁ、自慢出来るほどのことではないけどねぇ。

「あ、いって〜。」

え、

清水君の方を見ると、

包丁で手が少し切れてしまっている。

痛そう。

「清水君、手当てするよ。」

「少し、染みるから〜。」

う、痛そう。

「出来たよ〜。」

「ありがとな。」

「うん。くるんはこれくらいしか、出来ないから〜。」

「そんなことないけどな。」

「え?何か言った?」

「ううん、なんでもない。じゃ、先戻るな〜。」

「うん。」

ゴミとか捨てたり、ポーチの中を整理整頓した。

戻ったら、もう、ルーを入れていた。

「くるん〜、ちょっとあっちで休憩していいらしいから、行こ。」

「うん。」

でも、いいのかなぁ?

くるん、ほとんどしてないけど。

「くるんさぁ、恋した?」

「え!何で?」

「あ〜。っで、誰が気になってるの?」

「うーん。」

も、も、も、も、も、

もしかして!?

清水君が、好きかもしれない!!

これは、してはイケナイ恋。

言っちゃいけないような気がする。

「あ、居ないと思う〜。」

「え〜。恋してるって顔してると思ったんだけどなぁ。」

「気のせいだよ。きっと。」

「たとえね、くるんが、誰かに恋してても諦めちゃだめだよ。」

.........

だってねぇ。

「なになに、くるん、恋したのかぁ〜?」

「瀬野尾は、してると思うけどねぇ〜。ニヤ」

「俺のことはいいんだよ。っで、誰に?」

言わない方がいいような気がする

ごめんね、瀬野尾。

「うーん。」

「あ、もしかして!?海音先輩か!!」

「違うよ〜。ハズレ〜!」

「なんだ〜。」

ま、勘違いされてもおかしくはないかぁ。

だって、写真頼んだりしたこともあったし。